計算ミスを減らす効果的な方法2

前回は計算ミスが起こるメカニズムをご説明しました。

それでは今回は実際に計算ミスを減らす4つの方法をお教えします。

紹介するその方法では、実際に当塾「シオズトータルサポート」の計算ミスの連発で試験の点数がこれまで約2割減点されていた生徒が、

今ではほぼ計算ミスは無くなり高得点を取るようになりました。

厳密に実践できると計算ミスは確実に減ります。

  1. 文字・数字を大きく書く
  2. 一行に一つの計算
  3. ひっ算と式を書くスペースを別々に決める
  4. 一つの計算につき最低限暗算で2回以上検算

1.文字・数字を大きく書く

非常に単純な方法で、馬鹿馬鹿しく感じる方もいるでしょう。

しかしながら、効果覿面です。

文字・数字が汚いとそれだけで「インプット」に難しさが出て、計算ミスを誘発しますが、

大きく書くことで「インプット」のし易さを確保し、認知のブレを少なくできます。

最初は今お書きの文字の5倍ほどの大きさで書いていき、

計算ミスが減ってくれば少しずつ小さくしていきましょう。

但し、ほとんどのお子様は計算をしていくうちに、文字を大きく書く億劫さによってどんどん元の大きさに戻っていってしまいますので、

時折声掛けをしてください。

2. 1行に一つの計算

1行にいくつも計算を書いてしまうと、1行における計算式の数がバラバラになってしまい、

認知「インプット」の混乱を招きます。

以下の計算式と、当塾がおすすめする方法を用いた計算式をご覧ください。

・バラバラの場合

x=2とする

y=2(x-1)-5(x+6)=2x-2-5(x+6)=-2x-2-5x-30

=3x-32=6-32=-26

・1行に一つの計算

x=2とする

y=2(x-1)-5(x+6)

=2x-2-5(x+6)

=-2x-2-5x-30

=3x-32

x=2を代入すると

=6-32

=-26

このように見やすさに明らかに違いに差があります、

また、実際には手書きなので、ここに文字の大きさの不揃いさなどが入ってきて、より見易さに違いが出てきます。

では残りは次回に・・

 

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